首の寝違いはなぜ起こる?
目が覚めて起きてみると首が動かない、動かそうとすると痛い…
「変な姿勢で寝たせいで首を寝違いちゃった」と言われます。
ですが、少し本質を考えてみましょう。
寝ている時の寝返りは自分で考えて動いていますか?
答えはNOですよね。
もし朝まで同じ体勢で寝ていたら体中痛くなります。
そうならないために脳が神経を伝って体を動かすように命令を出します。
その結果、無意識のなかで寝返りをしているはずです。
しかし、首を寝違える人は脳⇒神経⇒体が動くの伝達が上手くできていないのですね。
神経の通りが悪くて脳の指令を体が受け取れないから辛い姿勢のまま寝てしまいます。
当然、一番弱い首に負担がかかり首の筋肉がずっと緊張状態になって朝起きたときに首が動かなくなってしまうのです。
寝違いはたまたま起こったのではなく必然的に起こりやすい状態で、身体に疲労が溜まっている証拠です。
身体に歪みがあると神経の通りが悪くなってしまいますから、心当たりのある方は身体のケアをお勧めします。